ア行 | |
アグネス・ベーデン-ポウエル | ボーイスカウト運動の創始者ロバート・ベーデン-ポウエルの妹。ガールガイドの最初の指導者。 |
「おきて」 |
「やくそく」とともにガールスカウトの日常生活指針。 1.私はいつも明るく、勇気をもちます。 2.私はいのちあるものを大切にします。 3.私はすべての人の友達となり、他のガールスカウトとは姉妹です。 4.私は礼儀を正しくします。 5.私は時間と資源を大切に使います。 6.私は自分で考え行動します。 7.私は言葉と行いに責任を持ちます。 8.私は誠実であるように努めます。 ブラウニーは1~3、ジュニア以上は1~8。 |
オレブ・ベーデン-ポウエル | ボーイスカウト運動の創始者ロバート・ベーデン-ポウエルの夫人。ガールスカウト運動の創設に貢献。 |
カ行 | |
ガールガイド | ガールスカウトを英国系の国々ではガールガイドまたはガイドという。 |
ガールガイド・ガールスカウト世界連盟 | 145ヶ国の国や地域のガールガイド・ガールスカウトが加盟。The World AssociationGirl of Girl Guides and Girl Scouts。WAGGGSと略する。 |
ガールスカウト日本連盟 | 日本のガールスカウト会員のための全国組織。社団法人。 |
ガールスカウトの日 |
日本のガールスカウト運動が再開された日(5月22日)をガールスカウトの日とし、この日をはさんだ一週間をガールスカウト週間と呼ぶ。 またその一週間の間に地域の方々に広くガールスカウトの活動を知っていただくため、「ふれあいの日」が開催される。 |
活動の3つのポイント | 日本のガールスカウト活動のポイント。自己開発・人とのまじわり・自然とともにの3つをいう。 |
技能帯 | 制服の右肩より左腰へ斜めにかける帯状の布。制服と同生地。バッジをつける。 |
ギャザリング | 集会、集まりの意味。シニア・レンジャーがひとつのテーマについて深く考え意見を出し合う集会。 |
クラフト | 手工芸・手作りによる工作品。 |
サ行 | |
サイン | 「礼」ともいう。会員同士の挨拶のときや「やくそく」を唱えるとき、旗に礼をするときなどに「サイン」をする。右手の指を3本立てて親指で小指を押さえて、肩の高さにまであげる。 |
三弁章 | ガールスカウトのシンボルマーク・印。世界連盟に加盟している連盟はすべてこのマークを用いる。「やくそく」に含まれる3つの要素を三つ葉に託したもの。 |
シッタポン (SIT-UPON) |
ガールスカウトで使う簡易ざぶとん。野外活動時に使用。手作りなのでそれぞれの個性が光る。 |
シニア | 中学校1年生~3年生までの少女の部門。 |
集会 | ガールスカウトたちが集まって活動をすること。 |
需品 | ガールスカウトのピン・制服・バッジブックなど活動に必要な用品。各支部で購入できる。 |
ジュニア | 小学校4年生~6年生までの少女の部門。 |
スカウツオウン (Girlscouts’Oun) |
ガールスカウト自身の祈りのこと。自分自身を振り返り静かに考える時間。 |
スキャップ (SCAPP) |
成人会員の活動分野のひとつ。主に自らの興味・関心による活動をし、その成果を少女の活動の支援や地域社会で活かす活動をする。(男性も登録できる) |
成人会員 | 18歳以上のガールスカウト会員。 |
世界三弁章 | 世界連盟のシンボル。明るい青色を背景にして金色に輝く世界三弁章は世界中のすべての子どもにふりそそぐ太陽の光をあらわしている。 |
創始者 | スカウト運動の創始者ロバート・ベーデン-パウエル。B-Pとして知られている。 |
そなえよつねに | ガールスカウトのモットー。信条。人格の向上、健康の維持、奉仕の精神など、スカウト活動によって常にそなえておく、身につけておく。 |
タ行 | |
団 | ガールスカウト活動の基本となるグループ。少女会員と成人会員で構成されている。団の代表者を団委員長と呼ぶ。 |
チーフリング | チーフをとめるもの。 |
テンダーフット | 就学前1年の少女の部門。 |
登録 | 会員になるための手続き。会員登録を行ったものには社団法人ガールスカウト日本連盟の会員証が発行される。 |
ナ行 | |
七つ道具 |
集会に持ってくる道具として総称して使う言葉。中身は団によってまちまちらしい。 たとえばハンカチ、ちり紙、ソングブック、筆記用具、ロープ、マイカップ、シッタポンの7点セット・・・など。 |
入団式 | 正式に会員になるための式。日本のみでなく世界のガールスカウト会員として迎えられる。 |
ハ行 | |
バッジ |
大まかに分けて3種類。 「ガールスカウトバッジ」は、「やくそくとおきて」のそれぞれの項目について、世界のガールスカウトと同じように大切に取り組んだしるし。部門によって決められた項目を、毎日の生活や集会の中でパトロール(グループ)の仲間と一緒にやったり、一人で取り組んだりして取得する。 「部門バッジ」は、一人ひとりが「自分のやりたいこと」「グループでチャレンジしたいこと」などをきめて、計画をたてて取り組んだしるし。実際に活動をして、"ふりかえり"が終わったら、バッジがつけられる。 「その他のバッジ」としてHOTバッジ、難民バッジなどがある。 これらを取得できると、技能帯に上から順に縫い付けていくことができる。 |
バッジブック | バインダーにルーズリーフ状に綴じられた冊子。基礎知識が書かれているページと、「やくそく」や「おきて」にそって自分がどのような活動をしたかなどを記録するページがある。 |
馬蹄形 | スカウティングの集合隊形のひとつ。馬のひづめにつける蹄鉄形に並ぶ。 |
部門 | 少女会員は、年齢毎にテンダーフット、ブラウニー、ジュニア、シニア、レンジャーの5つ部門がある。 |
フライアップ | 進級。部門が次の部門に上がること。 |
ブラウニー | 小学校1年~3年の少女の部門。 |
『ブラウニーものがたり』 | ブラウニーの由来を教える絵本。イギリスのお話を元に『ぐりとぐら』で有名な山脇百合子さんが挿絵を担当。一般書店では購入できない。 |
マ行 | |
モットー | 信条。「そなえよつねに」(Be Prepared) 心や技を、いつでも他の人や地域や、自分自身のために役立てられるようにすること。 テンダーフットのモットーは「いつも にこにこ」。 |
ヤ行 | |
「やくそく」 |
ガールスカウトとしての基本原則にある到着目標を目指すように自分に誓うことば。 「私は 神(仏)に対するつとめを行い 地域と国と世界への責任を果たし 人に役立つことを心がけ ガールスカウトのおきてを守ります。」 |
友情の輪 | 閉会の儀式の隊形のひとつ。右手を上に交差し両隣の人と手をつなぎ円をつくり、順に手を握って握手を伝えていく。 |
ラ行~ | |
リーダー | 子どもたちの活動を直接支える成人会員。 |
リーダー養成講習 | リーダーを養成する講習。社会と時代に応じたガールスカウト運動を理解し、自ら考え行動できる少女を支援できるようなリーダーを養成する。ガールスカウト会員のほか、一般の方の受講可能。 |
レンジャー | 高校生年代の少女の部門。 |
ワールドシンキングディ (国際友愛日) |
ベーデンーポウエル夫妻の誕生日2月22日を記念して、1926年に設けられた。 世界中のガールスカウトが互いのことを「思いあう」日で、国際的な運動に参加しているということを自覚し、「行動」する日。 またこの日を期して“一人1ペニーの基金を”というベルギーのリーダーの提言によって始められたのが国際友愛基金。 集められた基金は、世界連盟へ送られ、ガールスカウト運動推進のために使われている。 |
ワールドセンター | 世界連盟には4つの「ワールドセンター」がある。世界のガールガイド・ガールスカウトが交流するための建物。 |